2025年度 第9回 ジャパン・ツーリズム・アワード
国土交通大臣賞(旧大賞)受賞
このたび、「酒蔵ホテル® KURABITO STAY」の取組が、ジャパン・ツーリズム・アワードの最高賞である「国土交通大臣賞(旧大賞)」を受賞いたしました。
この賞は、ツーリズム業界における最高峰の栄誉で、過去に受賞された取組一覧をご覧いただけばお分かりいただける通り、全国的に評価されている名実ともに素晴らしいプロジェクトばかりです。その列に観光地ではない佐久地域で生まれた「酒蔵ホテル® KURABITO STAY」を並べていただけることは、とても大きな出来事です。
この最高の結果は、橘倉酒造様はじめ佐久地域の酒蔵や地域の皆様と共に築いてきた歩みそのものの成果だと考えています。そして、この賞は、私たちだけのものではなく、この佐久地域、そしてこれまで支えてくださったお客様すべてに贈られたものです。延べ800名、国内と30カ国を超える諸外国の方々が蔵人体験にご参加くださり、そのお一人お一人の感動の声が私たちをここまで導いてくださいました。本当にありがとうございます。
私たちのミッションは「百年後も誇れる故郷を守り伝える」こと。その想いを胸に、新時代の日本酒ツーリズム「蔵人体験」という突き抜けた文化体験を通じて、これからも佐久地域の魅力と、日本の地方におけるツーリズムの可能性を国内外に届け、地方創生へ貢献してまいります。
ジャパン・ツーリズム・アワードとは
「ジャパン・ツーリズム・アワード」は、公益社団法人日本観光振興協会、一般社団法人日本旅行業協会(JATA)、日本政府観光局(JNTO)主催による、「旅のチカラ」の再生と持続可能性の確保につながる組織・企業・団体・個人の事例を表彰する取り組みです。
ツーリズムEXPOジャパンとの連携により、優れた受賞取組をモデルケースとして広く世の中に知らしめ、さらなるツーリズムの発展に貢献していくことを目的としています。
審査のポイント
(1)革新性
・取組自体がイノベーションを促進し、新しいビジネスモデルとして新たな市場を開拓しているか
・観光DXの推進による旅行者の利便性向上や観光産業及び地域産業の生産性向上等へ貢献しているか
・イノベーションの取組が地域経済の活性化及び地域・産業等の持続可能性の向上に新たな地平や展開をもたらすものであるか
(2)事業性
・観光地・観光産業の高付加価値化等の取組による「稼ぐ地域」の実現や観光産業の収益力向上等へ貢献しているか
・収益・財源確保が見込まれ、利用者の満足度が高い等、市場に認知され、受け入れられている取組であるか
・持続可能な観光の推進に向けた取組の継続性や実効性を高めるものであるか
(3)持続可能な観光への貢献
・持続的に取組を実施していくことが可能であるか
・環境への配慮、歴史・文化遺産等の地域資源の活用・保全、人材育成、ユニバーサルデザイン、ダイバーシティ、リスクマネジメントなど持続可能な社会の実現に貢献しているか
(4)地域活性化への貢献
・多様なステークホルダーと連携し、地域社会の発展に貢献した取組であるか