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【レポート】縁(えん)醸すプロジェクト 第一回目、第二回目

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縁(えん)醸すプロジェクト 第一回目、第二回目を開催しました!

 

酒米づくりから酒造り、そして蔵人レストランの運営へ・・・佐久の1次、2次、3次産業を全部楽しんでしまおう!と始めたこの企画。初めての長期プログラムですが、早速、メンバー同士、盛り上がっています。当日の様子をレポートします。

 

 

第一回目 ~はじめまして~
2022年5月21日 (土)開催

キックオフミーティング

 

縁醸すプロジェクトメンバーの初顔合わせをオンラインで行いました。

事前に佐久の日本酒と“佐久”を代表するKURABITO STAYオススメの食品をお送りして、みんなで揃って乾杯!みなさん日本酒が好き!というだけではなく、「日本酒の勉強をして資格も取ったけれど、実際の日本酒造りを知りたい。」、「酒米の田植えから稲刈り、酒造りまで通して体験できるのは楽しみ。こういうのがやりたかった!」という、蔵人体験リピーターの方もご参加いただいています。来年2月にプロジェクトの集大成として開催予定の「蔵人の酒蔵レストラン」についても「楽しそう♪」とのお声もいただきました。

メンバー同志で呼び合うニックネームも決まり、第二回目はいよいよ佐久で「酒米の田植え」です!

ミーティング後もメンバー同士で情報交換や蔵人レストランに向けてのアイデアのシェアなど活発に交流がはじまり、早速ご縁が醸されています。

 

 

 

第二回目 ~ようこそ、佐久へ~
2022年5月28日(土)〜29日(日)開催

「酒米の田植え体験」1泊2日を実施しました。最寄駅から歩いてKURABITO STAYへ向かう途中、穏やかな田園風景や山々と千曲川を眺めていらした方が早速佐久の田舎らしい良さを感じていただいた様です。酒造り体験のシーズンとは違う緑豊かな佐久を訪れていただけたことが、とても嬉しいです。

社員による自社田での酒米栽培に長年取り組んできた蔵元である佐久の花酒造の高橋社長をゲストにお迎えし、「酒米作りからの酒造り」をテーマにセミナーを開催しました。酒米作りへの道筋と背景、品質にこだわり続ける「佐久の花」のブランドストーリーや高橋社長のお取り組みなど、普段は聞けないお話に熱心に聞き入ってしまいました。

橘倉酒造 井出社長も加わり、夕食懇親会では、「佐久の花」5種の飲み比べを堪能しながら、佐久酒米部会(酒米研究を目的とした蔵元同士の交流)の歴史や、現在の佐久地域における農業を取り巻く環境など話題は広がり、メンバーからは、佐久のことや酒造り環境のことを知りたいという気持ちが溢れていました。夕食でご提供した伝統の「鯉」料理は、佐久の代名詞でもあり、メンバーが関心を寄せる食材のひとつになっています。

お天気にも恵まれて、星空鑑賞もできました。

2日目は、快晴の空のもと「酒米の田植え体験」がはじまりました。まさに、最高の田植え日和!

メンバーは、苗の運搬を少し緊張しながら行い、田舎の田んぼ道を歩いていよいよ田植えの田圃へ。ドキドキしながら田圃へ足を入れてみます。「思ったより深い!」次の一歩をどこに置いたらよいのやら、身動きがままならない感覚を楽しみながら、自然と笑い声が響きます。コツをつかんで植えていく人、仲間にバトンタッチする人、よいチームワークが出来上がっていました。

「きれいに植えられたね」と、自分たちが植えた酒米が愛おしく感じられました。

休憩をとりながら、複数の蔵元から多くの酒米栽培を任されている米農家 井出さんに佐久での農業ライフについてお話を伺えました。橘倉酒造 井出社長からは、その酒米を使った今後の酒造りについて、守り継ぎ、新たな挑戦へ向かう貴重なお話もお聞きしました。

お昼は待望の「KURABITO STAY特製お田植え弁当」をメンバーと農家のみなさん一緒にいただきました。前夜から仕込みの良い香りを楽しみにしていた方はあっという間に完食!

次に会うのは秋の稲刈り。それまでしばらく間がありますが、休みをとって田圃を見に遊びに来ます!と生育をとても楽しみしていただきました。

 

次回、レポートもどうぞお楽しみに!