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純米吟醸「無尽蔵」の酒米ひとごこちの稲刈りをしました

とても気持ちの良い稲刈り日和のなか、
橘倉酒造契約農家さんの田圃(佐久市臼田)での酒米「ひとごこち」の稲刈りを行いました !

 

 

南に雄大な浅間山を眺めることができる臼田の田圃は橘倉酒造から車でわずか5分の場所にあります。お陽さまの光をいっぱい浴びて、今年も順調に酒米が成長しました。今年の5月末には初の田植え体験にもお客様にご参加いただきました。
当日の稲刈りの様子をレポートします。

 

田圃の四隅は大型の機械では刈り取れないため、このように手作業で刈り取っていきます。プロの農家さんは、1回に3束ほどを手に掴んでリズミカルに刈り取っていきますが、素人の私は1束ずつ、慎重に鎌で刈り取りました。ザクザクと稲を掴む手に伝わる触感、たわわに実った稲の間に稲子が隠れ、気まぐれにぴょんぴょんと姿を見せたり、赤とんぼが飛び回る風景は秋の収穫の喜びを感じる幸せな時間となりました。

稲刈りを開始して、2時間後には玄米に!
コシヒカリなどの一般的に食べている飯米と違い、酒米である「ひとごこち」はぷっくりとやや膨らみをもった印象です。そして、米の中心部にはしっかりと心白(しんぱく)を確認できました。橘倉酒造の純米吟醸「無尽蔵」はこの玄米を59%まで精米をして、いよいよ11月から日本酒として仕込んでいきます。

 

出来立てのフレッシュな新酒の登場が楽しみに感じられる季節になりましたね。10月からはいよいよ2泊3日の蔵人体験がはじまります。1泊2日のライトな夏の体験との違いは、2日半ほどかかる麹づくりをよりじっくりと携わっていただくことができ(麹菌が繁殖して麹が出来上がっていく様子を2〜3日目の体験を通して間近に見ることができます。)、タイミングによっては、麹、蒸米、水、酵母菌を混ぜ合わせて作る「酒母(しゅぼ)」づくりや、大きな醪タンクの櫂入れにも携わっていただくことができます。麹や発酵文化について学ぶことができる「麹セミナー」に加え、橘倉酒造 井出平社長による「日本酒テイスティングセミナー」もあり、まさに日本酒を満喫できる3日間です。今回、収穫した酒米の稲や玄米も展示しますので、コシヒカリとの外見の違いもぜひ見比べてみてください。「蔵人の健康朝ごはん」として好評の朝食では、もちろん!取れたての新米(コシヒカリ)をご提供します。

 

日本酒を好きになったばかりの方も、お一人参加も大歓迎です。これまでご参加いただいたことのある皆様にも、今期の造りの変化、味の変化、橘倉酒造の皆さんのお顔、臼田の街の元気なお蕎麦屋さん、定食屋さんの味わいを確認しに行くなど、「おかえりなさい」のご参加も心よりお待ち申し上げます。

 

10月の蔵人体験の詳細はこちら

 

11月の蔵人体験の詳細はこちら