コース概要
八ヶ岳に抱かれた八千穂高原を駆け巡り、用水の水源に触れ、千曲川の流れに沿って営まれてきた酒蔵・水田を訪れます。昭和風情の残る商店街をぬけて、浅間山を正面に眺めながら開けた田園地帯を駆け抜け、同じ水系で酒を醸す土屋酒造店の有機栽培水田、黒澤酒造の自社水田、佐久の花酒造の自社水田と３つの山恵錦の水田を巡り、KURABITO STAYに戻る30kmのロングコースです。３社それぞれの山恵錦で醸したお酒を味わえば、eバイクで巡った情景が浮かんできます。
コースMAP
コース紹介
KURABITO STAYを出発し、KURABITO FRIENDLYのお店が点在する臼田の商店街をゆっくり走ります。最初の目的地は、有機農家の田嶋さんが有機栽培で育てる山恵錦の水田。この山恵錦で「土屋酒造店」が茜さすBIOを醸しています。
山間の道をeバイクのアシストを使って駆け上がり、高原で育つ健康な豚を使って加工肉をつくっている「きたやつハム」を訪れます。ここでは、ハムやソーセージ等を購入できます。きたやつハムを後にして向かうのは、八千穂の各地域を通る用水に清らかな水源を振り分ける、水の分岐点「鷽ノ口円形分水」。水田や畑・暮らしにとって大切な水を均等に分け、八千穂地域の山間ののどかな風景の礎になっています。
用水の流れに沿って千曲川方面へ駆け下り、地域に愛されているレストラン「ハーモナイズ」で食事を楽しみます。食後は農文化と深く結びついた酒造りや食品製造を行っている酒蔵「黒澤酒造」を訪ねます。蔵の中を見学し、黒澤酒造の小海線沿いの自社水田を見学します。この水田は、ホタルやオニヤンマといった綺麗な水を好む生き物とともに蔵人自らの手で酒米（山恵錦）を育てています。タイミングが合えば水田のすぐ横を小海線の電車が通ります。
線路を超え、坂道を上ると崎田集落にある黒澤酒造の水田。この浅間山を望む小高い地にある水田ではひとごこちを育てています。坂を下り、街道沿いの用水路の音を聞きながら蔵直営のカフェと酒販店へ。ここで休憩とお土産を買ったり酒粕や地域のフルーツのジェラートを楽しみます。
「黒澤酒造」を後にし、千曲川の流れに沿ってeバイクを走らせ、昭和の香りが残る東町商店街の雰囲気を味わいながらゆっくり走ります。夏であれば、ブルーベリー畑でブルーベリー狩りも楽しめます。浅間山を正面に眺めながら、青沼地区の田園風景の中を平らな直線道を風を切りながら気持ちよく駆け抜け、「佐久の花酒造」の自社水田へ。この自社田で育てるのは山恵錦。「佐久の花酒造」の蔵では、日本酒の仕込水を水筒にわけてもらい喉を潤します。千曲川の流れや浅間山を眺めながら、臼田の街を通りKURABITO STAYに戻ります。
